初心者でも簡単に理解可能!アンティーク家具の手入れのポイントや豆知識をご紹介します!

このサイトではアンティーク家具に関して、初心者にもわかりやすく丁寧にお伝えしていきます。
たとえば日々のお手入れはどうやってするのが正解か、そしてお手入れのポイントや豆知識などです。
状態の維持管理のために心がけることや、長持ちさせる方法、さらには購入するメリットや選択するポイント、そして地域ごとの特徴の違いなどもご紹介していきます。
修理が必要になった時の対処法や不要になった場合の買取についてもあわせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

初心者でも簡単に理解可能!アンティーク家具の手入れのポイントや豆知識をご紹介します!

アンティーク家具の手入れは初心者でも簡単にできます。
普段は柔らかい布を使ってから拭きすれば十分です。
汚れがひどいなら濡らして固く絞った布で拭いても良いですが、その後に忘れずから拭きしておきましょう。
1か月から3か月ごとにアンティーク家具用のワックスをかけるとなお良いです。
ツヤが出ますし、木目が保護されます。
乾いた布やブラシなどで埃や汚れをしっかり落とした後、ワックスを塗ります。
余分なワックスを拭き取り、木目に沿って磨きこみます。

アンティーク家具は欧米や西欧では100年以上経過したものだけが該当する希少な品!

アンティーク家具は、海外ではごく当たり前に利用されているものですが日本ではまだまだ珍しい種類の家具だと言えます。
希少な素材や年代のものは多くのファンを持っていますし、ブランドや匠など人気が高い家具は高額で取引をされるので競争率が高いことも知られています。
アンティーク家具の特徴は、何代にもわたって利用されてきたその深い歴史と愛着を持って大切にされてきた思いが詰まっていることです。
愛された家具はそこに深みが出るので、纏っている空気に違いを感じられます。
アンティーク家具の歴史は持ち主の人生でもあるので、その歴史も大切にしている文化を持つ海外で人気が高いということです。
もちろん日本でもアンティークの品物はファンもおり、高額で取引されるので多くの人が注目しています。
ただ、歴史よりも金額に注目してしまう人もいるため、海外よりもアンティーク家具は人気があるとは言い難いのが現状です。
希少価値の高い家具は、多くの人に愛されているのでこれからもずっと大切にされ続けるでしょう。

価値ある希少性の高いアンティーク家具の見極め方の一つが1920年以前の物!

インテリアの中でもアンティーク家具は人気の一つです。
現代の家具とは異なり、重厚感があり職人の技巧が随所に生かされていて、繊細な木工技術が際立ち美しい装飾が施されてるんです。
一つ部屋に置くだけでも、一瞬にしてその部屋のグレードがアップしてしまうのが不思議です。
アンティーク家具とは素人がその価値を見極め、選ぶのは非常に難しいです。
本当のアンティークの家具と言われるものは、アメリカでは100年以上経過したものと言われています。
特に希少性が高く価値高いものは、1920年以前の家具とされてます。
素人が購入する際には、こうしたことを一つの指標として購入するのも良いでしょう。
アンティーク家具は購入後もお手入れなど、気を付けなければなりません。
それは後世にこうした古きよきものを継承していくために、お手入れやメンテナンスは欠かすことができないのです。
普段のお手入れはやわらかい布で乾拭きでお手入れしてあげると良いのです。

アンティーク家具は虫食いやひび割れに欠損や汚れはシビアに査定額が減額する

アンティーク家具を売ろうと考えている方がいるはずです。
購入した当時はお洒落なデザインに惹かれたが、今はもっとシンプルな家具を使用したいなど理由は人それぞれにあると思われます。
アンティーク家具は状態によって査定金額が大きく変わってしまうことに気をつけないといけません。
アンティーク家具は木製なので虫食いや欠損、汚れが生じてしまうのですが、査定金額が減額されてしまうことがほとんどです。
シビアに査定されるので、問題がある場合は高く売れないことを覚悟する必要があります。
虫食いや汚れが生じないように、定期的にケアをしておくことが大事です。
お手入れは長く使用し続けるためだけでなく、高額査定のためにも行っておくべきです。
また、優れた買取業者を利用することも大事なポイントです。
専門的な知識を持っていて、信頼できる業者であることも蔑ろにできません。
どこも同じだと考えて適当に決めてしまうと、相場より安く売ることになります。

アンティーク家具所有は後世に伝える為に仮にお預かりし維持管理するという心構えを持とう

アンティーク家具とは現代の家具にはない魅力があるものです。
重厚感や繊細な装飾技術、艶が美しく飴色のような独特のつやなどもアンティークの家具の魅力ともいえるでしょう。
アンティーク家具とはアメリカでは製造から100年以上を経過したものだけが該当すると定義づけられてます。
なかでも1920年以前の製造されたものは、その技巧が素晴らしく美しく現存しているのも奇跡的であって、特に価値があるとされてるのです。
こうした希少性の高い価値があるアンティークの家具を手に入れると、心が弾み非常にうれしいものです。
しかしアンティーク家具購入での大事な心構えとは、独占欲をむき出しにするのではなく、一時的に仮にこの希少な家具を自宅でお預かりして、後世に残すために維持管理をさえていただくといった気持ちでいなければいけません。
そのた目湿度管理を徹底し、直射日光を避けて配置するといったことも大事です。
日ごろのお手入れはやわらかい布で乾拭きしましょう。

アンティーク家具の手入れのポイント①本革製品はひび割れに注意し半年に一度オイル添付

欧米では天然木を利用した家具作りが盛んに行われてきた歴史を持っており、職人が丹念に仕上げた古い家具はアンティーク家具として人気のジャンルになっております。
長い歳月をかけて培われた雰囲気や、高い職人技と現在よりも良質な素材が使われている物は新品時よりも高くなる傾向があるのです。
欧米の家具には木材だけではなくレザーを使用するケースが少なくなく、座面など革で包んだ椅子などが代表例になります。
レザーの取り扱いにも歴史を持っているので丈夫な素材が選択されており、手入れをすれば長持ちする構造になっているのです。
アンティーク家具は定期的に適度なメンテナンスが必要であり、レザーの場合にはひび割れ防止のためにレザーコンディショナーオイルの添付が必要になります。
浸透力が強く型崩れを起こさない原料で調節されているオイルを布に沁み込ませ、塗布することで表面を磨くように丁寧なケアをするのです。
オイルが内部に沁み込んで保革をしてくれるので、半年に1度程度オイル補給をするのがおすすめになります。

アンティーク家具の手入れのポイント②木製家具の艶出しには蜜蝋ワックスを使う

アンティーク家具の手入れは、やり方を知らないと何が最適か分かりませんが、ポイントが理解できれば自信を持って挑戦が行えるのではないでしょうか。
木製のアンティーク家具は表面を保護することが大切で、一般的には蜜蝋ワックスが用いられています。
これは文字通りミツバチの巣の蝋から生成されたもので、天然成分のワックスに位置づけられます。
口紅などの化粧品の原料にも用いられているほどに安全ですし、中世のヨーロッパではロウソクに使われていたことから、非常に長い歴史があります。
木製製品のコーティング、保護の定番でもありますし、現代でも使われ続けていることから信頼性の高さが窺えます。
使い方は簡単で、まずはアンティーク家具を乾拭きしてホコリを取り除き、布などに取り出して薄く塗り広げるだけです。
更に重ね塗りをすると艶が増しますから、アンティーク家具が乾燥しているように見えて艶を損ねているのであれば、少し多めに取り出して塗るのが良いのではないでしょうか。

アンティーク家具の手入れのポイント③湿気で引き出しが動かないときはシリコンスプレーを

キャビネットなどアンティーク家具を購入して自宅で使っている場合、木材の種類や構造による違いはありますが、湿気によって引き出しがスムーズに動かなくなる現象は起きてしまう可能性はあります。
高温多湿な国内ではアンティーク家具の生産国の気象とは異なることは多く、湿気の多い国内では不便を感じてしまう季節が出てしまいます。
この対処法は、シリコンスプレーを購入して引き出しの両サイドの裏側と家具のレール部分に吹き掛ける方法でスムーズに動かすことは可能です。
ただしシリコンスプレーは1度の利用で永続的に機能するものではないので、数年に1度の反復利用は必要になります。
この作業が面倒に感じる方は薄い素材の樹脂製シートを購入し、レール部分のサイズにカットをして貼り付けを行う方法であれば湿気によって動かなくなる問題は完全に解決することができます。
大きく負担がかかる部分ではないので、シートがテープタイプではない場合、工作用の薄手の両面テープで固定する方法でも長持ちさせられます。

アンティーク家具の手入れのポイント④ニオイを取るには100時間以上扇風機を当てる

アンティーク家具というと、素材に染み付いたニオイだったり、素材が発するニオイが気になるものではないでしょうか。
アンティーク家具のニオイを取るには、基本的に風通しの良い場所において臭気が弱まるのを待つことになります。
おすすめなのは扇風機を当てるやり方で、100時間以上を1つの目安にするのが良いです。
天日干しは素材を傷めるのでNGですし、自然風も強さや湿度のコントロールができないので、やはり扇風機の風を当てて地道に待つのが正解です。
アンティーク家具を早く使いたいからと、ニオイを吸着する薬剤を引き出しなどに入れたり接触させるのは駄目です。
このやり方はアンティーク家具にダメージを与える可能性があるので、安全に使えることが確認できなければやるべきではないです。
活性炭のように、天然素材で放出せず吸着する一方なら比較的安全ですが、それでも慎重を期すなら風を当てる以外のことはしないのが無難ではないでしょうか。

アンティーク家具の手入れのポイント⑤虫食いには木製家具用の殺虫スプレーで撃退

長きにわたって使い続けられるアンティーク家具の根幹を支えているのは、質の高い木材にあります。
節目があればそこから劣化する可能性がありますが、節目が無く引き締まった木材は丈夫で長持ちするのに加えて、ニスやペンキなどの塗料のノリも良く、経年劣化があっても塗りなおせばすぐに元の美しさがよみがえります。
そんなアンティーク家具に使用されている木材は、そこまで質が高いからこそ虫にとってはおいしいエサとなり、お手入れを怠ればあっという間に食べられて虫食いの穴で台無しになってしまいます。
もしも虫を発見したら直ちにホームセンターなどで販売している殺虫スプレーを噴霧して撃退するのがおすすめです。
放置しておけばそこに良質なエサがあることを仲間へと知らせてしまうため、何度もしつこく虫食いされてしまうため早めの対処が必要です。
現在虫の姿が確認できない場合でも、事前にアンティーク家具の周囲に虫よけタイプのスプレーを噴霧して侵入を予防するのもおすすめです。

著者:都築英紀

筆者プロフィール

静岡県静岡市出身。
イギリスに旅行した際に素敵なアンティーク家具と出会い、それ以来コレクターになりました。
アンティーク家具通販の詳細